株式会社井上工業

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階段 補修

階段 コンクリート硬化後

型枠大工さんが型枠を組み、コンクリートを打設した後に型枠をばらすと上記写真のような状態です。見て分かるように階段の上は凹凸があり排水溝もついていない状態です。

排水溝 モルタル(横)

まずはじめに排水溝を作製いたします。わかりづらいと思いますが下に向けて勾配をつけて塗りつけてあります。(塗りつけた横の壁に線が引いてありますが、その線は地上と平行にひかれています。一段一段を見るとわかると思いますが、板を張り付けてあるほうに向かって塗り付け面と線の間隔が開いてきています。これで勾配が取れていることが分かってもらえると思います。)

コーナー取付

排水溝が硬化したら上記写真のように大量の穴が開いたプラスチック(以下コーナーと呼ぶ)を取り付けます。これを取り付けることによって、人が歩いても階段が欠けることなく丈夫に仕上がります。

踏面 塗付

次に足が乗っかる部分(以下踏面と呼ぶ)にモルタルを塗りつけます。その後平滑になるように木で作ってある定規を使用して平滑にしていきます。定規を使用している一つ上の段を見るとてかてか光っていると思います。あのような状態になるように鏝で仕上げていきます。

蹴込み 塗付

最後に足の乗らない垂直(以下蹴込みと呼ぶ)部分を仕上げて階段の補修は終わりとなります。
全てのモルタルが硬化後に皆さんが目にするようなシートを張っているのです。